【宿題のお悩み】「すぐ姿勢が崩れる、クネクネする…」集中できない子への体幹&感覚アプローチ

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夕方の忙しい時間。お子さんが宿題をしている姿を見て、つい「ちゃんと座りなさい!」「姿勢が悪いよ!」と注意してしまうこと、ありませんか?

​椅子の上でクネクネ動いたり、机に突っ伏してしまったり、片ひじをついたり…。

「やる気がないのかな?」「ふざけているのかな?」と思ってイライラしてしまう親御さんも多いと思います。毎日のお声がけ、本当にお疲れ様です。

​でも実は、多くのお子さんにとって「姿勢が崩れる」のは、やる気の問題ではありません。

お子さんの体の中で、「姿勢を保つための感覚」がまだ育っている途中だからなのです。

​今回は、なぜ姿勢が崩れてしまうのかという理由と、おうちで今日からできる「集中力アップのコツ」をご紹介します。

​1. どうして「じっと座る」のが苦手なの?

​大人にとって「椅子に座り続けること」は当たり前のように感じますが、実はこれ、体にとっては非常に高度なスキ




ルです。

​重力に逆らって背筋を伸ばし続けるには、お腹や背中の筋肉(体幹)を無意識に使い続ける必要があります。さらに、「自分の体が今どんなふうに傾いているか」を感じ取る力(固有受容覚:こゆうじゅようかく)がしっかりと働いていないと、姿勢をまっすぐに保つことができません。

​お子さんが椅子の上でクネクネ動いたり、足をブラブラさせたりするのは、**「動くことで筋肉や関節に刺激を入れて、自分の体の状態を確かめようとしている(目を覚まそうとしている)」**サインでもあります。

​決してふざけているわけではなく、無意識のうちに姿勢を保とうと一生懸命頑張っている結果なのです。

​2. 今日からできる!集中力をサポートする3つの工夫

​「姿勢を正しなさい」と口で言うよりも、環境や感覚にアプローチする方がグッと効果的です。

​① 足の裏を「ピタッ」と床につける(一番重要!)

​足が床に届かずブラブラしている状態は、大人で例えるなら「丸太の上に座って仕事をしている」ようなもの。グラグラして全く集中できません。

椅子の高さが合っていない場合は、足元に**「踏み台」や「不要になった雑誌をガムテープで束ねたもの」**を置き、足の裏全体がしっかりつくようにしてあげてください。これだけで、劇的に姿勢が安定するお子さんはとても多いです。

​② 宿題の前に、ちょっとだけ「力仕事」をする

​座る前に、筋肉や関節に「ギュッ」と力を入れる遊び(固有受容覚への刺激)をすると、脳がスッキリと目覚め、姿勢を保ちやすくなります。

  • 壁押し対決: 親子で壁の押し合いっこをする
  • お買い物ごっこ: 少し重めの図鑑などを数冊、机まで運んでもらう たった1〜2分でも、体にしっかりとした圧をかけるだけで座る準備が整います。

 

​③ 「机と椅子のバランス」を見直す

​机が高すぎると肩が上がって疲れやすく、低すぎると猫背になってしまいます。「座った時に、ひじが約90度に曲がり、机の上に自然に乗る高さ」が理想的です。クッションなどで高さを微調整してあげてください。

​まとめ:姿勢を保つ力は、少しずつ育っていきます

  • 姿勢の崩れは、やる気不足ではなく「感覚の育ち」の途中
  • 足の裏をしっかり着けて、土台を安定させる
  • 宿題の前に、筋肉を使う「力仕事」で脳をシャキッとさせる

​「じっと座る力」は、外で体を思い切り動かして遊んだり、色々な感覚を経験したりする中で、少しずつ時間をかけて育っていくものです。

​焦らず、まずは「足の裏をつける」といった簡単な環境調整から試してみてくださいね。お子さんの姿勢や体の使い方についてもっと詳しく知りたい、我が子に合ったアドバイスが欲しいという時は、いつでも『Temps tendre』にご相談ください!